2013年3月26日火曜日

Learning Weakness

最近コースの行事や追いコンなどがすべて終わり、いよいよ勉強をしない言い訳を失ってしまいました(苦笑)周りが本当に勉強熱心な方が多いので、自分も良い刺激をもらってやるべきことを1つずつ片付けて行こうと思います。

ということで、以前から書き溜めていたブログ記事をどんどんあげていきます。笑

先週の日曜日もJALT広島へ参加させて頂くことができました。
受付の方から「あぁ、守田くんね。」と言ってもらえてなんか嬉しかったです笑
前日にサークルの追いコンで若干寝不足でしたが、それでも充実した研修になったと思います。
以下に研修中のメモをブログ用に書き下ろしたいと思います。

130317 JALT(March)
Ms. Akazawa on Learning Weakness
今回のテーマはLearning Weakness(以下LW)についてでした。恥ずかしいことに研修を受けるまでこの言葉は知らなかったのですが、簡単にいえば学習する際の弱点と言えること(集中力が続かない、英語のアルファベットが全く書けない、lとrが識別できないなど…)を指すようです。

講師のアカザワ先生がLearning Weaknessについて興味を持ち始めたのも、ご自身の息子さんが勉強するときに苦手なところがあったのがキッカケだそうです。アカザワ先生はとても親しみやすい方で、講演を開始する前に全ての参加者とコミュニケーションをされていました。また講演も1時間があっという間に感じられるほどのめり込ませるものでした。その要因は具体例の多さにあると思います。アカザワ先生が実際に持たれた生徒さんの話が中心だったため、とてもイメージがしやすく、理論も掴みやすかったです。(もちろんアカザワ先生の話もとても面白かったです。)

■WHY LEARNING WEAKNESS?
1. lack of exposure
2. difficulty in the first year in their life
3. genetic reasons(e.g. dyslexia)

そもそもなぜLWが起きるのでしょうか。先生によると幼少期に外部からの刺激が少ないとなりやすいそうです。例えば生後に親から十分言葉を教えてもらえなかった場合は、成長して学校に通った時も言葉の理解能力が低い場合があります。特に生後の最初の1年間が重要で、この期間の経験が後に大きく影響するようです。
ちなみに幼児期の経験が後の発達に影響を与える例として、子ども時代にした遊びによってその後の人生が決まる、と大学の心理学の教授が言っていたことが思い出されました。

■ 英語の学習に困難を持つ生徒に対する英語教師の重要な心持ち

”If the student has difficulty in English, they have other languages to chose to learn. ”

これは公演中にアカザワ先生がおっしゃったことばです。最近考える機会が多かったのでここにも引用させて頂きました。
英語が仮にできないからと言って、外国語を学ぶことはもちろんできます。自分がこれまでに出会ってきた人の中にも、英語が少し苦手だったけど代わりに韓国語のレベルはどんどん上げられた方が何人もいます。大事なことは英語ができないというだけで、その子に異文化接触の機会をなくさせないことだと思います。英語教師として英語への情熱はもちろん必要だと思いますが、もう少し広い視座でこのような考えも持てるようになりたいと思いました。

そう考えていた矢先に、寺島隆吉先生著「英語教育原論」を読む機会がありました。ここにも冒頭に以下のような先生の考えが掲載されていたので、引用させていただきます。

すべての生徒が英語を学ばなければならないのでしょうか。だって、世の中に言語はいっぱいあるわけですから、何か一つは外国語を学ばなければならないとしても、それはフランス語であってもいいわけだし、ドイツ語であってもいいわけです。だいたい、隣に韓国があるのになぜ韓国・朝鮮語を勉強しないのかと考えると、英語だけというのは、とても不自然です。(p.22)

英語の教師は「外国語は英語だけではないんだ」ということをどうやって教えるかも重要な仕事の一つだと思うのです。そのようなことを認識しながら広い視野の中で英語を教えるということが英語教師の仕事でなくてはいけないということが英語教師の仕事でなくてはいけないはずだと考えるのです。(p.26)

もちろん多くの雑務や教材研究、生徒指導などに追われて、一人の英語教師にどこまで求められるかは考慮されるべきですが、このような外国語を教える者としての態度は2つの利点があるように思えます。1つは英語が苦手な生徒が希望を捨てなくてすむということ。英語が苦手だからといって、他の外国語はできるかもしれないし、自分の興味のある文化であれば習得できる可能性も高まるはずです。2つめに、全ての生徒にとって、英語だけやっておけばよいという幻想を抱かせずに住むことが挙げられます。現に自分がイギリスへいったときも、多くの場所で「あなた何カ国語喋れるの?」と聞かれ、「日本語と英語だけ…」と言うと、「あら、そう。」と。少し辛い思いをしたので、英語だけでは なく他の言語を知っていることも重要なのだと感じました。


■ LWの実際

ここからはLWのうち、音声識別についてと記憶力について簡単にアカザワ先生の説明のまとめを載せておきます。

(1)Auditory Discrimination
まずは、以下の単語のペアをみてください。
walk work
bug bag
cap cup
sheep ship

実際に先生に発音して頂いて識別したのですが、私にとっても難しかったです。
先生によると、もしもこれらの音が識別できないと理解力にも影響するそうです。
文脈から判断できるという意見もありますが、文脈から判断をしているとそれだけ時間を余分に取ってしまうために、リスニングのスピードに追いつかないこともあり得ます。
対策として、「語レベル」での発音練習と「文レベル」の発音練習が必要だと指摘されます。

「語レベル」
例)elephant
例えばelephantという単語の発音をするのであれば、とにかく教師は強調をして読むことが重要です。
この単語であれば/l/の発音を大げさにすることと"ph"が/f/と読まれることを強調します。
学習者がたとえ音声識別が苦手でも、大げさな教師の読みを真似することによって少しずつ慣れて行くようです。

「文レベル」
語レベルでの発音ができるようになったり識別できるようになったりしても、実際に用いられるのは文の中です。次の段階として、文の中で読む練習・識別する練習が必要になります。

これらの練習を通してphonological awarenessを高揚することができます。
一般的に子どもの頃の方が大人よりもphonological abilityは高いので、豊富なインプットの必要性が何度も説かれていました。


(2)executive function
例えば、リスニング活動として教師がいかの指示を生徒にしたとしましょう。
”Draw two red dots.”

ある児童はまず筆箱を開けます。しかしその後「点は何個だっけ?」と聞き返します。
教師がもう一度"Draw two red dots."と言うと、「あぁ、2個か。」そしてペンを選ぼうとすると「何色だっけ」と聞き返し、教師はがもう1度繰り返します。子どもが「そうか、赤色だ。」といって点を書こうとすると「あれ、何個だっけ?」

つまり何か別の動作をしたり違うことを考えると、それまでに得た情報を忘れてしまうのです。
英語の授業実践でも「指示の細分化」が批評会での課題としてよく挙げられます。1回の指示には言いたいことは1つしか入れないということです。もちろんこの細分化は授業を成立させるためには必要不可欠です。しかし、彼らの記憶力向上のためにも何か別のことが必要となります。

アカザワ先生がおっしゃったのは、記憶力の向上にはエアロビクス、スポーツを毎日行うことが有効とのこと。実際に検証した論文も既に出ているそうで、当日いらっしゃった現場の先生の中にもスポーツを続けたことで記憶力の困難さがぐっとましになったケースを経験されたことがあるそうです。実際に英語の授業ではphysical limitationがかかっていることが多く、体を動かすことにもう少し焦点を当てても良いのではないか、とまとめられていました。


…と長々と書いてしまいました。(本来ならばこの後に実際のケースがいくつか紹介されたのですが、それについてはここで書く必要もないかと思いますので、興味のある方は個人的にお願いします。)

実際に自分がこれから教えて行く中で出会う学習者のほとんどには弱点があります。教師としてはそれを見抜き、対応策を考えて、実践する、という3つのことが必要なのだと思います。教えている時に陥りやすいのが「なぜこの子達はできないんだ」という、できないことを生徒の怠けなどに帰属させることです。これでは友好な関係が築けるとは思いません。そうではなくて、学習者の弱点を知り、同時に強みも見抜くことで指導をしていくべきだと思いました

もちろん言っているだけなら簡単なので、自分も教える際には気をつけていこうと思います!
コメントで皆さんの意見をお聞かせ頂けると幸いです。特に
(1)Learning Weaknessを持つ学習者への対応
(2)英語教師として英語以外の言語の存在を示すことについて
などについて皆さんと議論できたら…と思うので、お気軽にお書きください(^^)

2013年3月22日金曜日

ボランティア論

ここ最近で”ボランティア”について考えることが多くなったと思うので、現段階でのボランティアについての自分なりの考えを述べさせていただきたいと思います。

1. わたしとボランティア
わたしがボランティアに携わったのは、中学2年の頃の募金活動がきっかけだと思います。その募金活動は後に副担当まで務めさせていただくことになる「一億円募金活動」というもので、簡単に言えば私立高校に通う生徒への奨学金の募金で、身近な人の体験談を聞いてやってみようと思ったのが最初です。
当時は自分はボランティアをやっているという気持ちはなかったのですが、この募金はボランティアの4基準(自発性、無償性、開拓性、利他性)を満たしています。

その後、阪神淡路大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生・高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会(略して贈る会)に携わるようになって、現地へのフィールドワークや震災遺児とのふれあいを通して、将来教師になった時には授業だけやっててもいけないのだと身をもって感じました。教科内容だけでなく自分が大切だと思うことを生徒に伝えることができる教師になりたいと思ったのもちょうどこの時期です。現在では大学のBBSやこどもクラブに入会しているわけですが、これらの活動でも多くのことを学べています。

そもそもボランティアは利他性を強く持つものでありますが、単に相手のためだけだとなかなか長続きしないのではないでしょうか。現に贈る会の会長をやっていた時も、興味があって募金活動などに参加してくれる方も次第に来なくなってきました。(その方を責めるつもりは全くありません。むしろ興味を持って一歩踏み出して頂けたことに大変感謝しております。)長い間活動に参加して下さった方は、「自分の友達も震災遺児だった」とか「阪神淡路大震災の時に自分も関西地方にいたから思い入れがある」「防災に興味があるから」など、自分にとっても活動に参加することでプラスとなることがあったそうです。すなわち、利他的でありながらもどこかに利己的な部分もあると思うのです。現に自分も中学の頃は友達と一緒に活動できて楽しかったですし、今のボランティア活動は子どもたちと触れ合うことで接し方を勉強できたり、どうしたら子どもを楽しませられるかを考えるのが楽しかったりと、案外自分にも利益があるものです。(そういった意味で「情けは人の為ならず」という言葉は非常に適切だと思います。)

私もまだまだ勉強中の身ですが、ボランティアをこれから始めようとされる方は、ぜひ自分にとってその活動で何が得られるのかを考えられると、「持続」するためのモチベーションにもなると思います。


2.ボランティアと偽善者
ボランティアをしている方々と話していてよく耳にするのが「ボランティア=偽善者」というイメージを払拭するのが大変、という話です。確かに「私はボランティアをやっています」と聞くと、いかにも「私は利他的な人間です」とも聞こえてしまいます。
しかし、ボランティアが人の役にたっている以上は多少なりとも偽善者のようにとらえられても良いのではないかということが最近の私の持論です。

例えば、「俺はボランティア大好きだぜ!人の役に立ってるぜ!ワイルドだろ〜?」と良いながら清掃活動のボランティアに参加するAさん(笑)。周りからの反応は「なんかムカつくよね」という評価を受けてしまうかもしれませんが、町の美化という点では間違いなく貢献しています。一方「Aくんのやり方に僕は賛成できないね」と言ってみんなを納得させるBさん。彼の方が正論に聞こえますが、実際に彼は何も動いてはいませんし、人の役にはなにも立っていません。

少し単純すぎる例に読めてしまうかもしれませんが、ここで言いたいのはボランティア(volunteer)と言うくらいだから、自発性を尊重すべきであって、そこに偽善性とか利己性があるからといって批判するのはそこまで正当ではないということです。
仮に就職活動直前で「履歴書に書くことがない」といってボランティア活動に加入する方がいても、僕はかまわないと思います。(勿論そのような方には少しでも長く関わって、活動の軸となる考えには触れて頂きたいとは思いますが。)その方も他人の役に立っていることに変わりはありません。むしろ「この時期にボランティアに入ると就職のES(エントリーシート)のためと思われるから・・・」と尻込みされる方は、とても団体の方に配慮されていて素晴らしいとは思いますが、やはり前の方が他の人の役に立っている間も何もできないことになってしまいます。

周りに偽善っぽく思われたくないからと言って、ボランティアに関わらないのはとてももったいないと思います。こう書いてしまっては偉そうに思われてしまうかもしれませんが、ぜひ何か始めたいという気持ちがあればその気持ちに従って一歩踏み出すことが大切だと思います。


いつになく(?)偉そうな書き方になってしまいました。不快に思われた方は申し訳ありません。またボランティアについて考えることがあれば自分の考えの整理もかねてここに書いていけたらと思います。

2013年3月9日土曜日

130309BBSの高坂さんとお会いして

今日は名古屋でBBSの高坂さんとお会いして、実際に少年とお話しすることができました。
噂には聞いていましたが、高坂さんの熱意に最初は圧倒されました。
少年たちの話をしっかり聞いて、時には冗談も交えたり自分の失敗談などを話したりしつつ、まじめな話のときは真剣に。自分も同じ活動をしているのに、情けなくなるほどでした。それでも帰りには励ましの言葉も頂き、これからも頑張ろう!と思えたので、忘れないうちに特に印象に残ったことを3点だけ書いておきたいと思います。(書ける範囲のみ書かせて頂きます。)


■相手にとって相談しやすい人になれ

高坂さんが帰りにおっしゃっていたのは「相手にとって相談しやすい人になるためには、まずは自分も相手にオープンにならなければいけない」ということです。例えばもしあなたが悩みを持っていたとき、AさんとBさんのどちらに相談しますか。

Aさん:自分の話をあまりしない。上っ面の話が多く、Aさんからは悩みを相談してこない。
Bさん:自分の話をたくさんする。失敗談も多く、よく悩みを相談してくる。

僕の例の作り方が下手なせいもありますが(笑)、Bさんの方が悩みを相談しやすいのではないでしょうか。普段から自分の心をオープンにして、自分も悩んでいることや困ったことを打ち明けていけば、相手にも親しみやすくなるということです。ところが普段の自分の活動を振り返ると、”Aさん”の要素が多いように思えます。もちろん相手の話を引き出すために自分の話をしすぎない配慮は必要かと思います。しかし相手が相談しやすいと感じさせるためにも、自分の恥ずかしい部分や見せたくない部分も見せられるように心がけたいと思いました。また相談しやすい雰囲気を作るためにも環境面をもう少し考慮したいと思います。

■1人1人見ると非行少年も素直で頑張り屋

学校ではルールを守れない子は問題児扱いされてしまい、あたかも彼らが努力していないような錯覚をしてしまいます。現職の先生を非難しているわけではなく、自分もそのような見方は必ずしてしまうと思います。1人の教師がクラス全体を相手にしていれば、見えない部分ももちろんあるからです。ところがBBSなどで対個の付き合いをしていると、決して彼らが怠け者ではないことがわかります。
例えば、ある子が遅刻を2日連続でしてきたとしましょう。1日目は4時間目に来て、2日目は3時間目に来る。これだけ見たらルールを守れない遅刻常習犯です。しかし4時間目に来ていた子が3
時間目に来れるようになったのは少なからず成長と言えるでしょうし、それは認めてあげるべきです。
悪いところは嫌でも見えてきます。しかし、その中でも彼らの頑張りはどこかに隠れていて、それを発見して褒めることが大切だと考えるべきです。(べき論で終わってしまうのは情けないですが、それでも次の活動から実践できるようにしたいです。)
本当に今日関わらせて頂いた子たちは全員素直で優しい子でした。1人1人見ることを大切にしたいです。

■自分がBBS地区会に何ができるか

この前の追いコン研修でも「BBSという団体でボランティアをやっているのだから、1人で頑張っても仕方ない」という話がありました。(もちろん個人の頑張りも奨励されるべきとは思いますが…)自分が会にどう貢献できるかと最近考えていました。
今日思ったのは、活動を広げることができるのではないかということです。例えば、少年院見学や学習ボランティアの改善、保護観察所見学、他団体との連携、他地区との連携など、やりたいな~で終わっていることは実はたくさんあります。しかし、これらのうち実際にやったものは恥ずかしながら1つもありません。高坂さんは講演などで全国を回られている方ですが、近くのBBS会の人とつながりを作られています。このような繋がりも会に貢献していると言えるはずです。
一人よがりにならないように気を付けながらも、できるだけ行動に移したいです!




と、何とも勢いだけで今日感じたことを書いてしまいましたが笑
今日自分が考えたことは本当に大きいと思いますし、とても貴重な経験ができたと実感しています。このような機会を頂けて、少年たちにも高坂さんにも大変感謝しています。

これからもBBS頑張ります!!


2013年3月1日金曜日

最高の離婚 

最高の離婚が最高におもしろい!!
久しぶりにドラマを見ています。「最高の離婚」というドラマです。見始めた理由は真木よう子が出ているからです。真木よう子はとてもタイプな女性です。

ああ、なんという記事だ笑。今度更新するときは英語教育について書こうと思います。


明日から三月が始まります。充実した三月になるように毎日目標をたてて過ごしていきます。