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2015年12月20日日曜日

授業準備・英語授業が捗るお役立ちPCソフト

こんにちは。Ninsoraです。寒くなってきましたね。
先日、先輩と話をしていて、授業の補助教材の話題になりました。

英語の授業って、視覚情報や音声情報を扱う機会は他の教科よりも多いですよね。
だからいろいろ準備をしないといけないし、拘ろうと思えば際限なく時間が必要になります。
でも、先生の仕事は授業だけではないので、できるだけ授業準備にかける時間を効率化したいという方も多いはずです。

CDはもちろんのこと、最近は出版社から電子データや授業プリントが売られることもあるようですが、やはりまだPCでオリジナルのプリントやオリジナルの音源を作る方も多いと思います。

忙しい先生方の作業がちょっと楽になればと思って、僕がよく使う「普段の授業準備・英語授業が捗るPCソフト」を紹介します。

先生だけではなく、教育実習に行かれる学生さんも、パソコンに入れておくと何かと役に立つかと思います。
一応リンクも貼っておきますので、ご参考になさってください。

※ 尚、今回紹介するソフトはほとんどがフリーソフトですが、寄付も募っているそうです。

★プリント・スライド作成お役立ちソフト

PDF Xchange Viewer

PDFViewerとしてはもちろん使いやすいのですが、なによりキャプチャ機能が優秀です。
PDFはフォーマットが崩れない分、編集が難しいところがあるので、一部を切り取ってプリントに補足的に載せたいときなどは非常に便利です。

カメラのマークをクリックした後、指定ページをクリックすればページ全体が、ドラッグして範囲を指定すればその範囲が、一瞬でキャプチャされます。

また、PDFにテキストを書き込んだりもできるので、PDFファイルのプリントに補足的に説明を加えることも簡単です。多分一番使っているソフトです。

Xn View

視覚情報として写真を使用することは多いと思いますが、このXn Viewは素早く欲しい画像にアクセスできるので、とても便利です。

でも、それ以上に画像や写真を編集するソフトとして非常に優秀です。
非常に細かく明度・彩度等も変更できますし、フィルタも種類があって面白いです。
また、画像の形式を変更することもできます。

それ以上に、自分の一押しのポイントは、画像の傾きを「1度単位」で調整できることです!
気にするほどではないが、写真が真っ直ぐじゃないとなんとなく気持ち悪い!という自分みたいな人間にはありがたい機能です!

JTrim

これも画像の編集ソフトです。UIがシンプルで使いやすいのと、動作が軽快なのが特徴です。

教科書や問題集のデータ、スキャンした生徒のノートなどで、次のページに数行だけ書いてあって、そのままだと何となく勿体なく感じてしまうっていうこと、よくありますよね。

そんなときに、指定範囲を切り取って、ちょっとずつ動かして一枚に収める、なんて使い方もできます!

◇画像梱包

上で紹介したようなソフトで出来上がったJPEG画像などを、PDFとしてひとつにまとめることが可能です。

まとめるときは、ファイル複数指定してドラッグアンドドロップするだけなので、とても楽チンです。

タブレットやラップトップなどで写真を紹介するときなど、プレゼンテーションソフトだと容量が大きくなってしまったり、もともと入っているViewerだと動作が重かったりすると思います。

提示する順番が決まっているならば、一つのPDFとしてまとめてしまえば軽快になる(かも?)です!

動作OSWindows XP/ Me/ 2000/ 98 と書いてありますが、Windows 7の僕のPCでは動作確認できています。(Windows8以降のOSはちょっと分からないので、試してみてください)


★ 思考ツールとしてのテキストエディタ

Mery

プリントを作り始める前に要点をまとめたい、指導の流れをシンプルにイメージしたいという方にはテキストエディタがおススメです。

一押しはWZ Editor http://www.wzsoft.jp/wz9/index.html )というエディタなのですが、有料なので、今回はMeryというフリーのソフトを紹介します。

UIがシンプルで使いやすいのがテキストエディタの特徴なのですが、このMeryというソフトは普通のメモ帳アプリと違って、「アウトライン機能」があることが特徴です(WZ Editorが使いやすい所以でもあります)。

ピリオドを一つ打てば第一命題、二つ打てば第二命題という風に、階層をつけることができます。しかも、階層を指定して展開が可能です。
適当で申し訳ないですが、ちなみに下のような感じになります。左側がアウトラインです。



このように、説明する事柄や授業展開について、階層をつけてまとめると、言いたいことがよく伝わると思います。

また、このアウトライン昨日は論旨の流れを見たいときにも非常に使えるので、論文執筆やWritingの指導にも生かせるかなと思います。

★ 音源編集ソフト
Audacity

使いこなせば、音源を自由自在に編集できるソフトです。

不要な音の一部やノイズを消去したり、ディクテーションの際にポーズを挿入して書く時間をとったり、同一ファイルの中で音量を調節して音読などに役立てたり、複数の音源をつなげて一つにしたり、工夫次第で用途は様々です。

MP3等で書き出しもできるので、CDに焼いてコンポで使うこともできます。
リスニングテストの作成にも使えるかなと思います。

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いかがでしたでしょうか。
他にもみなさんのおススメのPCソフト、あるいはタブレットのアプリなどがあれば、是非紹介してください。

僕も他に良いソフトがあれば、どんどんシェアしていきたいと思います!

それでは良いお年を。

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